家の基礎となる土台・柱・梁はすべて集成材を使用し、土台には特に防腐・防蟻液を乾式・加圧注入処理し、耐久性を大幅に向上させています。接合部の切り欠きを必要最小限に抑える金物接合を行い、骨組み全体の安定強化を実現しています。主要な耐力壁には筋交いでなく、柱・梁に構造用合板を打ち付け強固なモノコック構造としています。
木材を防腐・防蟻液加圧注入器に入れ、薬液に浸して高圧をかける方法で、木材内部の80%以上に薬液が浸透することにより、木材の耐久性が大幅に向上します。乾式加圧注入処理に使う薬剤(ニッサンクリーンCI)は、厚生労働省の規定する毒性区分で食塩よりも低毒な数値を示す無色・無公害の薬剤です。人の健康に全く影響しないので、薬剤処理した木材を生活空間に接する内装材や工作材などに使っても安心です。
これから起こると予測される南海トラフ地震。誰もが不安を抱いています。当社では摩擦減震装置「UFO-E」の導入をお客様にお勧めしています。その装置は摩擦抵抗で揺れにブレーキをかけ、住宅の倒壊を防ぎます。
地震力が建物に入る前に滑り、摩擦抵抗(ブレーキ)で300~800galの加速度を減震します。
免震構造と同じ、絶縁工法でありながらコストは免震構造の1/10に抑えることが出来ます。
大工さんの手でアンカーボルトを差し込むだけ。
断熱材は、住み心地を大きく左右する要因のひとつです。そして単に断熱材そのものの熱伝導率の優劣だけで決められるものでもありません。
耐震パネルや仕様材との相性、気密性や透湿性能、コストパフォーマンス等を考慮して、最適な断熱材をご提案いたします。
また、使用する部位により種類を変えています。トータルバランスに優れた組合せが、お家の住み心地を快適にするうえでとても大事です。
カネライトフォームE-Ⅲ
パーフェクトバリア
ロックウール
ウレタンフォーム
建物の断熱性に加え、給湯や換気、照明など住宅設備の効率を高め省エネ法の次世代省エネ基準に比べて一次エネルギー消費量が10%以上減らせると認められた住宅です。
このような大きなメリットが生まれます。
外壁・軒裏の防火構造により
近隣火災時の類焼を防ぎます。
壁と天井の強化ボードが
火の拡大を遅らせます。
ファイヤーストップ材が火の通り道を
遮断し、延焼を遅延させます。
建物の構造を「省令準耐火住宅」にするだけで、火災保険料が節約可能です。