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最後の
2022.09.24
長男高校最後の体育祭。
今高3の彼らは、コロナ禍の影響を強く受けてきた学年。
入学式からずっとマスク生活。顔の半分を見たことのない同級生もいるかもしれません。
今夏の甲子園大会で優勝したチームの監督も話されていて大変感銘をうけましたが、本当に、この高3生たちは、密な青春を過ごせずに、がまんがまん、がまんをいっぱい強いられてきた学年です。
楽しい行事は縮小、延期、中止、、、の連続。。
しかも、大人への反抗、とかではどうにもならない、ウイルスとの闘い。怒りの矛先さへ見つけられない。
目標や楽しみがあっても、どうせ、できないんでしょ。大丈夫、がまんします。仕方ないです。。
という感じが染みついてしまって、、諦めというか、虚しさというか、
とにかく、色んな事に燃え尽きることができないまま、なんだかわからないけど不完全燃焼のまま、青春を終えようとしていました。
が、最後の体育祭。みんな、必死に燃えようとしていました。燃えたかった、もっと青春もしたかったという思いのようなものが溢れていて、青春の最後をぶつけている感じがして、若者たちのその姿を見ているだけで涙が出そうでした。
自分たちの頃と比べると・・・
常にマスク着用、応援団も声制限、人数制限、騎馬戦等接触のある競技はなし。半日に縮小でお昼お弁当タイムなし、練習や準備も人数制限、時間制限あり、終わっての打ち上げ等大人数集まるのも禁止、観客は高3の親のみ。
自分たちの時は普通にできていたこと、今でも覚えているくらい楽しかったこと、が普通に禁止される。。
しかもこの学年は修学旅行も中止になってしまい、行けていません。。一生に一度の高校修学旅行。人生の中にあの思い出がないだけでも相当さみしいですよね。
本当に今の高校生たち、辛いこと、しんどいことが多い中で、みんな頑張っていると思います。
えらいと思います。
どうか、この若者たちに明るい未来が待っていることを切に願います。
*matumoto*